人材派遣健康保険組合(はけんけんぽ)と保険料

人材派遣健康保険組合(はけんけんぽ/派遣健保)と保険料の仕組み

人材派遣健康保険組合(派遣健保:通称「はけんけんぽ」)とは、派遣社員の方を対象とした健康保険組合のことです。

人材派遣健康保険組合(はけんけんぽ)は、派遣社員の安定した生活と福祉の増進を目的として2002年(平成14年)5月に設立されました。
設立母体は「社団法人 人材派遣業協会」です。

「はけんけんぽ」が設立されるまでは、派遣社員は一般雇用を対象とした保険制度に従って働くことになっており、派遣期間が終了して次の派遣先が決まるまでの間は、国民保険と国民年金に切り替えなければいけませんでした。
また、代わりに任意継続被保険者制度を利用する方法もありましたが、その場合は派遣期間中の保険料は全額自己負担となっていました。(通常、健康保険料は派遣会社との折半で負担します。)

このような派遣社員の保険制度上の待遇を改善するべく、派遣社員向けの健康保険制度「人材派遣健康保険(派遣健保・はけんけんぽ)」が作られたのです。

派遣健保では、2ヶ月以上継続加入していれば派遣期間が終了した場合でも本人が申請の手続きを行うことで引続き健康保険の被保険者でいられます
次の派遣先の仕事が決まるまでの期間が1ヶ月以内であれば手続き不要で被保険者の状態を維持できるのも特長と言えるでしょう。

また、派遣健保の保険料は以前よりも低額になり(政府管掌保険と比べて0.5%低く設定)、派遣社員の負担が軽くなっています。

「はけんけんぽ」の設立によって、派遣社員の健康保険制度は大変充実したものとなりました。
しかし、スタッフとして登録している派遣会社が「人材派遣健康保険組合」に未加入であった場合は派遣健保に加入出来ないので要注意です。(健康保険加入の条件については、健康保険に派遣社員が加入するための条件のページで詳しく解説しています。)

人材派遣健康保険組合は派遣社員の方にとって大変役立つ団体なので、派遣の仕事探しをする際には派遣会社が「はけんけんぽ」加盟法人であるかどうかチェックすることをおすすめします。